看護研究の調査と分析が終わると、看護研究発表会で成果を発表するよう求められます。
一般的には病院内で行われるものの、ときにはより大きな学術集会に出席してプレゼンするケースもあるのが実態です。
そこで聴衆にわかりやすい発表を行うためには、良い準備が求められるでしょう。
準備をする際に覚えておくべき1つ目のポイントは、「見やすいスライド資料を作成すること」です。
PowerPointなどのアプリを活用する場合、各スライドの文体やフォントは統一し、大切なポイントだけを箇条書きにします。
研究の土台となる重要なデータやグラフ、表などはやや遠目からでもはっきりと見えるように大きさを調整しましょう。
また、スライドの枚数があまりに多くなると、説明が駆け足になりがちです。
そのため、多くても8枚から10枚前後にとどめておくのが望ましいと言えます。
準備に役立つもう1つのポイントは、「原稿がなくても話せるよう練習すること」です。
「あの」「えっと」という言葉が多かったり、声が小さかったりすると、聴衆は話し方が気になって発表内容が頭に入らなくなります。
そして、話し手が聴衆とアイコンタクトを取らずずっと原稿に目を落としていると、自信がないように映りかねません。
そこで原稿を準備したら繰り返し練習し、何らかのトラブルで原稿がなくなっても内容を説明できるようにしておきましょう。
そうすることで話し方が生き生きとしたものとなり、聴衆もより興味深く感じられるはずです。
その他にも発表に関する有益な情報がこちら<<http://kangokenkyu-handbook.com>>に載っていたので、ここで紹介しておきます。